不思議の国のアリス展・図録と塗り絵ブック「アリス・イン・ワンダーランド」のセットです。



不思議の国のアリス展・図録は2024年4月～5月に横浜高島屋で開催された出版160周年記念・不思議の国のアリス展の図録です。こちらは新品未使用品です。彩色されたイラストが多数掲載されていて塗り絵の参考に最適です。



塗り絵ブック「アリス・イン・ワンダーランド」は下記の洋書です。

書名：Classic Coloring: Alice in Wonderland (Adult Coloring Book): 55 Removable Coloring Plates

出版社：Harry N. Abrams

ジョン・テニエル卿の絵に基づいて、この塗り絵本には鉛筆、マーカー、水彩画に適した厚紙に印刷された55のイラストが含まれています。

表紙にやや汚れや傷がありますが中身は綺麗です。もちろん塗り絵は未使用です。



【参考：出版160周年記念・不思議の国のアリス展概要】

今から160年余り前の1862年、チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン（ペンネーム：ルイス・キャロル）が友人の娘アリス・リデルに即興で語ったお話が、『不思議の国のアリス』の誕生です。1864年のクリスマスにキャロルは挿絵をつけた手作り本『地下の国のアリス』を彼女にプレゼントし、この本の出版をアレクサンダ ー・マクミランに依頼。そして著名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルの手によって『不思議の国のアリス』は完成し1865年に出版、 1871年には続編となる『鏡の国のアリス』も出版されました。

英国マクミラン社は1903年、ジョン・テニエルの挿絵に色付けしたカラー版を出版しました。その後、テニエルの挿絵をもとに、1911年には水彩画家ハリー・シーカーによる16点、また、1927年には英国マクミラン社で活躍していた画家ジョン・マックファーレンによる34点の彩色画が掲載された本をそれぞれ出版しました。さらに1995年には出版130周年を記念し、ハリー・シーカーが描いていなかった挿絵76点が女流画家ディズ・ウォリスによって描かれ、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のすべての挿絵がカラー化したのです。

本展では、挿絵原画とともに印刷の原版や貴重な資料も展示します。英国マクミラン社のアーカイブからの一挙公開は日本初です。