ふわふわの毛並みや、くるくると変わる表情、そして何よりもその愛らしい仕草にたくさんの人が心を奪われてしまう♡猫♡
そんな魅力の尽きない猫の絵本2冊を出品いたしました。
ちなみに、最近は孫達と時々《猫cafe》に通って癒されまくっております♪

《ねこ ねこ こねこ》
墨絵のように、一気に描き切ったような大胆な筆使い！
ページをめくる度に猫の躍動感が溢れ出す、芸術的画集のような絵本です。
ふわふわした毛並みの質感・瞳の美しさ・のびやかでしなやかな肢体がリアルに描かれていて、ちょっとした猫図鑑とも言えるかもしれません。
特にストーリーがある訳ではないのですが、絵に添えられた文が短く・リズム感があり、子供でも読みやすい1冊。
大人でも、ずっと眺めていられる、猫好きさんにはたまらない素敵な絵本です♪
この本にはたくさんの種類の猫が登場するので、子供たちももちろん大喜び！
ちなみに、この絵を描いたグラビアンスキーさんはポーランドの画家で、世界的に知られていたすごい方なのだそうです。
目立った汚れなく、綺麗な状態をキープ中。

　※定価 1,200円+税
　※偕成社
　※ブルノー.ホルスト.ブル 作
　※ヤーヌシ.グラビアンスキー 絵
　※前川康男 訳

《100万回生きたねこ》
このお話は、"100万回生きて100万回死ぬねこ"というとてつもない昔話的設定から始まります。
ねこは生死を何度も繰り返しながら、どんな飼い主を得ても満足しません。
そして何回も生き返ったあげく、自由なのらねこになりました。
自立したねこは やがて１匹の白いねこを愛するようになり、たくさんの子どもをもうけ、添い遂げ、やがて自分も死んでいく…
トラねこが、どれくらい白ねこを愛していたかが分かる号泣シーンは、何度読んでもグッときて涙が溢れます。
「何回も死んで本当の愛を知る」というテーマは、幼い子供にはまだ分からないかもしれませんが、孫達の反応を見る限り、その歳なりに感じる何かはあるようです。
個人的に、白ねこが「ええ、そう」くらいしか言わない言葉少なげなところが猫っぽくて好き。
蝋燭の火がふっと消えるように静かに終わるエンディングも…です。

※定価 1,500円+税
　※講談社
　※佐野洋子 作・絵

◎「100万回生きたねこ」のカバーはなく、多少の汚れがありますのでご了承下さいませ。