CONRAD SCHNITZLER の『Blau』がリマスター再発。1974年に自主リリースされた『Rot』に続くカラー・シリーズ第３弾『Blau』も合わせて再発。00年代ベルリンを中心にシーンを席巻したミニマル・テクノのルーツが垣間見える怪作。

プライベート・アルバムとしてリリースされ、再発盤には無題のボーナストラックが追加されていますが、ボーナストラックの録音時期などは不明。追加のトラックにはトライバル的なパーカッションも織り交ぜられ、同時期の Tangerine Dream、Klaus Schulze、Ash Ra Tempel、Kraftwerk、Can あたりに比べると全く別のアプローチをしており、初期 Cluster に通じる、いあわゆるプログレとは違った Ricardo Villalobos を筆頭とした00年代のミニマル・テクノのルーツとも言えるアプローチが垣間見えます。


krautrock
conny plank