多くのデッドショーはゆっくりと始まり、進行するのに時間がかかりますが、これはその1つではありません。バンドは(比較的)激しく、最初から激しさでロックし、ある時点では69年のレベルにほぼ近づいています。ジャック・ストロー、テネシー・ジェド、シュガーリーなどの曲が、例年より繊細な扱いを受けるかもしれないと感じても、余分な「活力」に感謝しないわけにはいかないクレッシェンドに達しています(前述のすべてのプラス・ルーザーとニュー・ミングルウッド・ブルースのこれらのバージョンはスモーキンです)。「Playing in the Band > China > Rider > China Doll」>「Playing Jam > Not Fade Away」>ディスク2の「Playing Aming」は、そのシークエンスから期待通りの演技をしています。ディスク3も素晴らしく、素晴らしい「Terrapin Station」で幕を開け、翌日の夜には「Estimated >S Eyes > St. Stephen > Sugar Mag」が最後に付け加えられていて本当にいい(そして、私がこのリリースを高く評価している理由には少なからず触れておかなければならない)。他のほとんどのリチャーズセレクションよりも、観客のエネルギーを本当に感じることができます。バンドはそれを糧に、ビルにいるのは地獄のような夜だったと言えるでしょう(特に元気いっぱいの「ウー!」ドナは「Not Fade Away」で唸ります。ザ・デッドは、ここでのジャムセッションよりもずっと遠くまで行き込んでいるにもかかわらず、このセットの純粋なエネルギーと勝利の祝祭的な雰囲気は、最終的にはどんな些細な屁理屈も乗り越えてくれる。このショーは重大に感じられます。デッドヘッドなら誰でもコレクションに入れたいはずです。



- タイトル: DICK'S PICKS VOLUME TEN

- アーティスト: GRATEFUL DEAD

- 収録曲数: 30曲

- CD枚数: 3枚