『功利主義入門—はじめての倫理学』児玉聡

定価924円（10％税込）
ISBN978-4-480-06671-8
整理番号967
刊行日 2012/07/04
判型新書判
ページ数224頁

2021年6月5日　第七刷発行　版

教科書として購入
若干ページの開き癖、折りあり
書き込みなし

個人的にかなり面白い内容で好きな本です
売るのかなり悩むくらいに…

以下引用:引用元 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480066718/

【内容紹介』
倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。

【目次】
第１章　倫理と倫理学についての素朴な疑問
第２章　功利主義とは何か
第３章　功利主義者を批判する
第４章　洗練された功利主義
第５章　公共政策と功利主義的思考
第６章　幸福について
第７章　道徳心理学と功利主義

【著作者プロフィール】
児玉聡
（ こだま・さとし ）
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士（文学）。現在、東京大学大学院医学系研究科専任講師。専門は、倫理学・政治哲学。功利主義を軸として英米の近現代倫理思想を研究する。また、臓器移植や終末期医療等の生命・医療倫理の今日的問題をめぐる哲学的探求を続ける。著書に『功利と直観――英米倫理思想史入門』（平成23年度日本倫理学会和辻賞受賞）、共著に『入門・医療倫理』（Ⅰ・Ⅱ）（以上、勁草書房）などがある。