【主な内容】
「可愛さのなかに魅惑のメカ」。表紙の、この言葉は、フィアット500のとくにツインエアのことを指したものですが、エンジンもトランスミッションも足周りも、フィアット500は独創のメカニズムで構成されています。そう、フィアット500は可愛いだけのクルマではありません。

2気筒875㏄エンジンの吸気系の独自性は唯一無二。トランスミッションもフィアット独特な機構ですが、ただし、こちらはご機嫌を崩すことが多いちょっと困った独特な機構でもあります。ですが、人間っぽいギヤチェンジ感があって魅力的。

約15万台輸入された愛すべきイタリア車を永く稼働状態で維持するには、オーナーがフィアット500のハード面の知識をより多く蓄えること。そのための情報満載の一冊となります。クルマはメカニズムの集合体なのです。

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