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佐伯泰英の古着屋総兵衛影始末シリーズ全巻をまとめて提供します。

1.死闘、２．異心、3.抹殺、4停止、5.熱風、6.朱印、7.雄飛、８.知略、９.難破、10.交趾、11.帰還

江戸の町に100年の歴史を誇る古着屋の大店・大黒屋の6代目当主大黒屋総兵衛には隠れ旗本としての裏の顔がありました。この”隠れ旗本”　としての、役目を脅かす事件が次々に起きます。

どうやら徳川家の中枢に獅子身中の虫がいるのです。公儀相手に面と向かって敵対するわけにもいかないし、かといって真相を知らせることも論外。今回はまだ下っ端の町方の十手持ちややくざを相手の攻防が描かれますが、敵のラスボスはどうやら筆頭株老中・柳沢吉保。堂々の娯楽大河小説。