P. i. L 紙ジャケット＋メタル缶
パブリック・イメージ・リミテッド
2011年発売　リマスター盤

一度PCに取り込み保管してました。
紙ジャケットCDも貴重になりつつありますね。特にメタル缶なんてアーティスト規模から言っても今後作られる可能性は低い気がします。
メタル缶は経年により少し黒ずんだ箇所（塗装の劣化？）があります。

Public Image
セックス・ピストルズの空中分解から僅か半年でジョン・ライドンがキース・レヴィンと結成したのがP.I.Lことパブリック・イメージ・リミテッド（パンクを期待した公的想像／幻想の限界ともパブリック・イメージ有限会社、の意味にもとれる）。事後的に見て『メタル・ボックス』、『フラワーズ・オブ・ロマンス』と比べると確かにまだインパクトには欠けるが、ピストルズでド下手ロックンロールを展開した男が、次の一手として鳴らしたサウンドとしてはやはりユニークといわざるを得ないだろう。


Metal Box (缶ケース仕様）
次作の『フラワーズ・オブ・ロマンス』と並ぶ代表作『メタル・ボックス/セカンド・エディション』。オリジナル盤は、高音質で聴けるようにと(ジョン・ライドンは当時レゲエを最高級オーディオで聴いていたりした）3枚組のEPがメタルの缶にパッケージされていた。”アルバトロス”や”ポップトーンズ”などに聴けるキース・レヴィンの鋭利なギターは後のオルタナ勢にも大きな示唆を与えた。キャプテン・ビーフハート、カン、リー・ペリーらからの影響をPILならではの音像で実現した傑作！


Flowers Of Romance
P.I.Lの最高傑作に挙げられることも多い本作『フラワーズ・オブ・ロマンス』は1981年発表のサード・アルバム。個人的にはジャー・ウーブル在籍時の『メタル・ボックス』のほうが今でも聴けるサウンドになっていると思うが、本作のほうもドロっとしたエスニックな要素と前衛性が高次元で融合している部分などはやはり聴き応えがある。唯一無比のロック以降のポップ・ミュージック（今聴くと実はこれもロックと言えそうなんですけどね）。


Compact Disc
ギターにスティーヴ・ヴァイ、ベースにビル・ラズウェル、ドラムスにジンジャー・ベイカー、キーボードに坂本龍一と、個性的なミュージシャンたちが参加する86年作。