□70数年前、若い新聞記者が奥多摩の山奥に１人で入って行った。
「山村工作隊」を直接取材するためである。
しかし、警察のスパイではないかと強く疑われ、危うく殺されそうになる。
それを引き止め、仲間を説得し、記者の命を救ったのが工作隊員であった本書の著者である。
本書には、その時の状況の一端が、小説として描かれている。(本書のごく１部です)
あくまで小説としてである。
若い新聞記者は、2024年12月19日に亡くなったナベツネこと、渡辺恒雄氏である。
□1971年9月15日初版第1刷発行
四六判・全274ページ
帯付き・定価850円
□著者の処女作の初版本です。
■本の状態
★★p.2～3に大きなシミ?(変色)があります。
　　写真7
挟んでおいた紙片の劣化が移ったものと思われます。
★扉にシミ?(変色)があります。写真6
★天、小口、地に薄いヤケ、シミがあります。
写真8～10
★帯に、シミ、ヨレがあります。写真1、4
★カバーのウラ表紙の上部にヨレがあります。
写真4
★表紙の内側と見返しの上部に小さなシミがあります。写真12
☆上記以外には本文中に、目立つようなヤケ、シミ、ヨゴレなどはありません。
写真11のような状態です。
☆書き込み、破れ、折れ跡などもありません。

以上、古書の経年劣化をご理解の上ご検討をお願い申し上げます。