West German Art Potteryの1つとして有名な工房Scheurichのジャグタイプの花瓶で、ミッドセンチュリー期1950年代に作られたものです。外国向けに作られたヨーロッパラインシリーズです。Heinz Sieryの作品でコレクターズアイテムとされています。当時のオリジナルのシールが残っています。

内側は濃いめのクリーム色です。ボディは淡い薄い緑色とアイボリーの間くらいの色味です。

Scheurichはドイツのフランクフルトから車で1時間ほど離れたシュネーベルクという街にAlois ScheurichとFridolin Greulich によって1928年にガラス製品と陶器の卸しとして設立されました。1938年にクラインホイバッハというバイエルンの街に移転し、現在もScheurich社はこの街に本社を構えています。Aloisさんは1948年頃から自社で陶磁器を作りたいと考え、1954年に卸業を閉業し自社の工場を設立しました。Scheurichはヨーロッパ有数の陶磁器メーカーとして成長し、現在も花瓶やプランターを製造し続けています。

✳︎サイズ✳︎
高さ: 約23cm
底: φ約6.1cm
口直径: 約3.5×3.3cm
432g
Form: 271-22

古い花瓶ですので軽い使用感はありますが目立った傷もなく70-80年経ってるとは思えないくらいのいいコンディションです！内側に使用による薄汚れはあります。底に製造時にできた凹凸あります。内側と模様の部分に時間の流れによってできた貫入見られます。

写真の色味が実物に近く映るよう努力しておりますが、ご使用の端末によって若干差がある場合がございます。撮影小道具の缶は付属しません。

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