1980年代に南フランス旅行で購入した素焼きの土の伝統工芸アンティーク人形です。細部まで丁寧に作り込まれており、プロヴァンス地方の伝統的な衣服をまとい、昔ながらの手仕事をしている姿を見ていると、南仏に旅した気分を味わえます。（左の女性はマスタードづくり、中央は糸つむぎ、右の男性は手挽きのコーヒーミルのような道具を抱えています）

高さは約20cm。3点まとめての値段にしています。出品するために外で撮影しましたが、それ以外はずっと室内で保管していました。発送にはお時間をいただく可能性がありますのでお急ぎの方はコメントいただけるとありがたいです。


サントン人形とは、フランス・プロヴァンス地方で作られている土人形です。 19世紀のプロヴァンスの人々の伝統的な衣装や、生活の様子を表現しています。
　「サントン」という言葉は、プロヴァンス語で「小さな聖人」を意味する"santoùon"という語に由来します。 また、イタリア語で「美しい聖人」を意味する”Santi Belli”の短縮形、”santoni”に由来するとも言われています。
　フランスの家庭ではクリスマスシーズンにサントン人形を飾ります。 キリスト降誕の登場人物を中心に、毎年少しずつ買い足していき、多くの人形を飾りつけする家庭もあります。

一品もの

　サントン人形は手作りなので、一品一品がすべて異なります。 同じ工房の同じ作品でも、それぞれ微妙に顔つきが異なります。 また、製作時期によって衣装の配色を変えたりします。 ひとつとして同じものはありません。 ぜひ、お気に入りの一品を探してみられてはいかがでしょうか？

主な素材···その他