内容紹介

1982年より東京・日本橋で耳鼻咽喉科医院を開設していた杉山順子氏が、2000年より始めた大判カメラを駆使しての日本全国の自然風景写真撮影。大きく重い大判カメラ機材を担いで自然の中に分け入り、アオリなど複雑な撮影技法を用いて1枚1枚を丁寧に撮影した作品が満載されています。大判カメラによる自然写真撮影は五感が刺激され仕事に於いても良いアイデアと影響があったと言います。大判カメラを始めて20年の2019年に地域住民に惜しまれながら医院を閉院しましたがその節目としての写真集出版でもあります。独特な被写体選定眼と大胆な構図、更に大判カメラの持つ繊細な描写力と圧倒的な臨場感がページを捲る度に体感できます。

出版社からのコメント

写真集に掲載の作品は全て大判カメラで撮影されたものです。大判フィルム(4x5インチ判)は何といっても画面サイズが大きいことで35ミリサイズに比べて約15倍弱も面積が大きいのです。圧倒的な描写力による日本全国の自然風景を体感下さい。

著者について

1949年 東京生まれ 1974年 東京女子医科大学卒業し、医師免許を取得 耳鼻咽喉科に入局 1982年 日本橋に耳鼻咽喉科医院を開業 2000年 風景写真撮影開始 (大判カメラによる撮影開始) 2019年 耳鼻咽喉科医院を閉院

定価3300円