シンガー
SINGER
縫えるビンテージミシン


ここでは割と若いミシンです
が
１９３６年(昭和１１年)

第二次世界大戦前、
そうです、２，２６事件の年です
古いですよね(^_^;)

きっちりと整備して、縫えるミシンに仕上げました


画像を見ていただくとわかると思いますが、あちこちとバラして磨いてバラして磨いてを繰り返します
動きの悪い部分は注油・動かすを繰り返し、ほんの少しの引っ掛かりもなく滑らかに動くまで続けます

はずみ車は小指で軽く回るほど滑らかに作動します

さすがに消耗品であるゴム輪は新品に交換しましたが、それ以外は磨き＆調整で仕上げました
さすがシンガー、耐久性も他メーカーとは別格
素晴らしいです


ボディは元々シンプルな意匠なので、経年劣化で色はかすれていますがそこまで気にならないと思います
金色のシンガープレートがひときわ目立ちます

大まかに汚れを落とし
コンパウンド
微粒子コンパウンド
超微粒子コンパウンド
車用ワックス
で仕上げました


針は１６番
糸は６０番
どこにでも売ってる針と糸で、帆布１０枚重ねを楽々と縫い上げます
糸目もとても綺麗です

台座は手作り
国産の杉を使い、オイルステインで仕上げ
固定していませんが、そのまま縫えます

手回しハンドルはオマケです
もし本気で縫おうと思うのならば、モーターを取り付けて電動化してもたのしいですよ(*´ω｀*)


縫ってもよし
飾ってもよし

何も縫わずに、ただハンドルを回してミシンの声を聴く

そんな癒し系な使い方もあるんですよ


本当に良いミシンです
気になる方は、ぜひ