①色々な色　近江源太郎 監修　光琳社出版　1996年初版　定価3,417円

空色、鳶色、山吹色、萌木色、亜麻色、紅、ミッドナイト・ブルー、ローズ、レモンイエロー、ラピスラズリ…。自然の多彩さと人々の色に寄せる想いが結ばれて生み出されてきた、自然にまつわる様々な「色の名前」を、その由来になったものの写真と共に紹介する自然と色彩の図鑑。『空の名前』『宙ノ名前』に続くシリーズ第３弾。
「鴇色」とは、トキが空を飛ぶときに見せる風切羽の色です。もうおそらく、私たちが「本当の鴇色」を目にすることはないでしょう。自然が失われていくこと、それはまた、この地球から色が一色消えていくことなのかもしれません。そう考えると、私たちが何げなく見ていた自然の色は、そのどれもが、この星が生命ある星であることの証のように思われてきます。
目次
虹の章
空や水や火の章
鳥や獣や虫の章
花の章
草や木の章
実と実りの章
染め色の章
土や石の章

帯に若干イタミがありますが、それ以外はおおむねきれいな状態です。

②色の手帖　尚学図書・言語研究所 編　小学館　1987年初版第10刷　定価2,145円

初めて色と言葉が結びつき、豊かな日本の色の世界が見えてくる358色。
●色見本　最新の印刷技術によって、微妙な色合いの違いを初めて見ることができる。
●解説　伝統色名から現代色名まで、その解説は語源や背景の説明にも及ぶ。
●用例　古典、現代文学その他の文献例を読むと、色が言葉になって生きてくる。
●データ　代表的な三属性値(マンセル値)と印刷データが、色の違いをより明確にする。

天・小口にわずかなヨゴレがあります。

③配色事典 The COLORING BOOK　渋川育由・高橋ユミ 編　河出書房新社　1984年18版　定価1,078円

1134配色の具体例が一目でわかるおしゃれなカラーガイド。ファッション・デザインイラスト・編集・手芸・編物・インテリア・染色などに使える。
90種の基本色にそれぞれ10～20色の色を合わせ、目的に応じた必要な配色を引き出すことができる。解説付き。

帯にヤケ、スレ、カバー上端部にややマガリなど、小口にややヨゴレ、とびらにヤケがあります。