【エンタイア】明治19年6月28日に蒲生郡長の山本帰一氏宛に出された封筒　送り主は庶務課長と兵事課長の連名　新小判2銭切手/ボタ印

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【エンタイア】明治19年6月28日に蒲生郡長の山本帰一氏宛に出された封筒　送り主は庶務課長と兵事課長の連名　新小判2銭切手/ボタ印

□商品説明□
明治19年6月28日に出された封筒です。
貼られた切手は1883年（明治16年）1月1日に出された新小判2銭切手。
消印には「大津　一九・六・二八」「近江八幡　六・二九・い」とあります。ボタ印も捺されています。
封筒裏面に「明治十九年六月廿八日」とありますので、6月28日に大津から出され、翌日に近江八幡に着いたとわかります。

宛先は蒲生郡長の山本帰一氏。蒲生郡は現在の滋賀県の郡。1879年（明治12年）に行政区画として発足しました。
ウイキペディアでは明治12年から26年までの初代の郡長の名前が空白でした。この山本帰一氏が初代で間違いないと思います。

送り主は庶務課長の阪本釤之助氏と兵事課長の木村広凱氏。
阪本釤之助氏は後に福井県知事、鹿児島県知事を歴任します。
木村広凱氏は後に滋賀郡長になります。

封筒の中身はありませんが、庶務課長と兵事課長が連名で郡長宛に封書を出していることと、明治19年6月28日という日付からして、
滋賀県の公文書にある「勧坤1177号照会国土保安民林反別取調表の疑義に付上申」もしくはこの日に交付された法令「砲術練習艦条例」か
「一年志願兵取扱規則」に関連した内容だったのではないかと思います。

状態：経年劣化によるシミ・汚れ・切れあり。

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