🔴このシステムは、オイルポンプから オイルラインに導入する オイルボルト (画像2矢印2)と、 オイルラインから シリンダーヘッド内へ導入する オイルボルト (画像2矢印1)の 吐出配分量をオイルポンプから最も離れた位置にあるエンジンヘッドに増加圧送させることで、純正オイルボルトより 速やかな潤滑を促して RFVC型式エンジン の カムシャフト や ロッカーアームASSYにおける 耐金属磨耗性 の 向上 と エンジンヘッド の クーリング効果 を図り、 カジリや引き摺りを予防するパーツセットです。

★吐出口径を見直すことで ＋30％の潤滑吐出を実現。初期始動 から 高回転までエンジンヘッド潤滑を常に安定させながら、 オイルラインのさらなる トータルバランス と 信頼性 を 確立させました。


🔴特　　長

・オイルポンプ側ボルト:シングル吐出→ダブル吐出加工
・ボトムテーパー加工(エンジンヘッド・オイルポンプ)
・オリフィス口径拡大加工(エンジンヘッド・オイルポンプ)
・従来の強化ボルト部材を変更して強度UPを図りました。（画像3・左側:純正＊右側:強化）


ノーマルエンジンはもちろん、ボアアップエンジン、ハイカムやホットカム、またバルブ周辺等のチューニングされているエンジンにも最適です。


年式故に、エンジンパーツの維持が難しくなったGBシリーズですが、 エンジンヘッドASSY は 点検・分解等のメンテナンスをする機会 も 非常に少なく、 また常に高回転運動に耐えているパーツ群 なので、各パーツの 耐久寿命や交換コスト を考えると 簡単 に 交換できます！

★GB500TTのオイルラインはエンジンヘッドのみに直結しておりますので『強化ボルト』のさらなる効果が期待できます。

🔴強化ボルトを実装して3.6万km走行したカムシャフト、ロッカーアームの状態（画像6∼8）。カムシャフトリフトとロッカーアームの各接触面の状態はとても良好で、偏摩耗やカジリ症状も無いことから、強化ボルトセットによる潤滑効果が十分発揮されていることが分かります。


現在では数少ない 、空冷エンジン潤滑機構の定番カスタム として、これまでに数多くのGBシリーズの各オーナー様やバイクショップ様にも 大変ご好評いただいており、タペット・カムチェーンの負担軽減にも寄与 するオイルライン強化対策のロングセラーパーツ です。


🔴RFVCエンジンの発生熱による油温上昇率は、 季節 や 外気温の変化にかかわらず ツーリングも含めて、ノンストップ走行より 街乗り・短距離での高回転走行【STOP&GOの繰り返し】の方 が エンジンの油温は下がりにくく、 エンジンヘッド内 は 想像よりもはるかに高温となり、 特に ロッカーアーム や カムシャフト の 接触面 に 影響を与え磨耗も早い傾向 にあります。【油温計があればその状況がリアルに分かります…】

★画像4がカムシャフト接触面のカジリ初期症状。画像5のカムシャフト 各赤丸内 が 潤滑不足による典型的な焼けとカジリ症状 《純正システムで6万km走行》 です。


🔴オイルクーラーの装備がないGBシリーズは 特にご注意ください。 グレードの高いエンジンオイルと併用して、 カジリ や 偏磨耗 の 予防、そして主要な部品が廃番にある『 エンジンヘッド構成パーツの温存対策 』に是非ご装備ください。


セット内容:シリンダー取口用オイルボルト1個（画像１・左）、右エンジンカバー取口用オイルボルト１個（画像１・右）、各オイルボルト用純正新品ガスケット2組です。
【取扱説明書付】


歴代の各GBシリーズに装着する際のご不明な点やその他の疑問がございましたら、必ずご購入前にお問い合わせください。


注 ：本商品をご検討の際は、愛車のエンジンコンディションを事前にご確認いただき、ご自身の判断と自己責任でご採用ください。以上をご理解のうえ、ご用命お待ちいたしております。

★同時出品中の【ダイレクトイグニション強化プラグキャップ】も是非ご覧ください。


※ 最近、当方のオリジナル製作品の『コピー出品・無在庫出品』を見受けますが、何ら特徴や意匠の説明もなくエンジン本体の寿命に対して非常に危険であり当方も懸念してます。セッティングを左右する重要なパートなので、ご購入の際は今一度愛車のことを思ってご検討ください。

★ 当方といたしましてはいつまでも末永く、また安心して乗れるよう、ノーマルエンジンの基本的な性能維持を主体としたパーツ開発を念頭に、いつも製作出品いたしております。