ビイドロ絵泥絵の話　ビイドロ絵・泥絵展観目録　昭和2年　11ｐ　背表紙破れ。ページ小黄ばみ、ややしみ。
妹尾コレクション・どろ絵・ガラス絵展　昭和59年

ごあいさつ
昭和五十九年十一月一日
どろ絵・ガラス絵は、幕末から明治期にかけ、その作品の珍らしさばかりでなく芸術性 上からも高い評価をえて、盛んに制作されました。
このどろ絵・ガラス絵については蒐集家で、また研究家でもあった内田六郎氏の「硝子 絵』(昭和十七年)や、小野忠重氏の『泥絵とガラス絵』 (昭和二十九年)など、基本的な 研究はすでになされており、近年では「江戸の泥絵展」(群馬県立近代美術館・昭和五十二 年)、「妹尾コレクション・どろ絵とガラス絵展」(福山市立福山城博物館・昭和五十八年)、 「ガラス絵展」(渋谷区立松濤美術館・昭和五十九年)などの展覧も開催されるに及んでお ます。
かような中で本展は、出陳作品の大半が初公開のどろ絵・ガラス絵約百五十点を一堂に 展覧し、研究や鑑賞の面からも極めて興味のつきないものがあります。この点、ご高覧い ただければ幸甚です。
文末ではありますが、本展に対し出陳ならび終始ご指導賜わりました、福山大学教授妹 尾啓司先生に深甚の謝意を表します。
太田記念美術館館長 太田 幹二

表紙小傷、小汚れ。もちろん読む分には問題ありません。

なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。