家庭でインスタントラーメンをおいしく食べるための器」
をコンセプトに生まれた有田焼の「究極のラーメン鉢」
※片手で女性でも持ち易い。
※重なり良く収納し易い。
※高台が広く安定感があり、麺もゆったり収まる。
※口当たり良くくびれに指がかかりやすい。
※持った時熱くないよう高台を高くして内側に丸みを持たせて洗い易い。
丼：　高さ8cm　口径18cm　高台径8.5cm
レンゲ：全長15~16cm
日本製　磁器　（金銀彩系のものは電子レンジはお避け下さい。）

究極のラーメン鉢”開発ストーリー

ある日NHKから「有田ならではのプロジェクト」という、番組企画が飛び込んできた。
なにかやってやろうと窯元有志14名が集まった。
議論の末決まったテーマは「究極のラーメン鉢」。
そばやうどん用の丼は数多いが、ラーメン鉢と謳った器は少ない。家庭で楽しむ高級ラーメンが売れているのに、質感の高いラーメン鉢は皆無といっていい。皆「これは面白い」と思った。
ほどなく試作品完成。自分たちの知識と技術を詰め込んだ自信作を引っ提げ、勇躍乗り込んだ食品メーカーでは「重い・大きい・熱い」、「こんなの持てない」と酷評。
自信は打ち砕かれた。
放送まであとひと月あまり。開発は振り出しに戻った。ゼロからの再出発だが、挫折のなかに新たなヒントを掴んでいた。必要な要素を入れ不要な部分を削ぎ落とす。土と火と時間との戦い。
ひとつひとつクリアしていった。
試行錯誤のなかから、ひとつのフォルムができあがった。
軽くて持ちやすい、コンパクトな鉢。イメージが形になった。
「いいじゃないか。こんなラーメン鉢で食べたかった！」「形も素敵！女性でも持ちやすい！」
酷評した専門家もこんどは太鼓判を押した。
ここに“ラーメン鉢の新スタンダード”と言える形が完成した。