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初音の調度/今日までに判明している千代姫の多様な嫁入り道具のすべてを収録し嫁入り道具としての可能性のある千代姫の所用品も併せて収録
商品原始頁面
商品售價 |
1,350
295
|
商品狀態 | やや傷や汚れあり |
昭和60年 159P
初音の調度について
はじめに
「初音の調度」とは、寛永十六年(一六三九)九月二十一日、三代将軍家光の長女千代姫が数え年三歳、今日 的に言えば満二歳六ヶ月で尾張徳川家二代の光友に嫁いだ際に携えてきた蒔絵の婚礼調度の一群を指す。その豪華さは一日中見ても見飽きることがないと称えられて、「日暮しの調度」と異称されたほどである。
「初音の調度」とは『源氏物語』の「初音」の帖に題材をとった蒔絵意匠であるために、こう呼ばれているのであるが、後述するように千代姫の蒔絵婚礼調度の意匠は、すべてが初音の意匠ではなく、他の意匠も使われている。しかし今日では、千代姫の蒔絵婚礼調度のすべては一括代表して初音の調度と総称されており、本稿もこれに従う。
この図録には千代姫の蒔絵婚礼調度のみならず、今日までに判明している千代姫の多様な嫁入り道具のすべてを収録し、さらには嫁入り道具としての可能性のある千代姫の所用品も併せて収録してある。初音の調度を単に漆工芸品としてとらえるだけではなく、寛永期に生み出された武家文化の遺品として、広く文化史的な見地から千代姫の嫁入り道具を考える機会としたいからである。
表紙小傷、小汚れ。ページ小黄ばみ。
なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。
初音の調度について
はじめに
「初音の調度」とは、寛永十六年(一六三九)九月二十一日、三代将軍家光の長女千代姫が数え年三歳、今日 的に言えば満二歳六ヶ月で尾張徳川家二代の光友に嫁いだ際に携えてきた蒔絵の婚礼調度の一群を指す。その豪華さは一日中見ても見飽きることがないと称えられて、「日暮しの調度」と異称されたほどである。
「初音の調度」とは『源氏物語』の「初音」の帖に題材をとった蒔絵意匠であるために、こう呼ばれているのであるが、後述するように千代姫の蒔絵婚礼調度の意匠は、すべてが初音の意匠ではなく、他の意匠も使われている。しかし今日では、千代姫の蒔絵婚礼調度のすべては一括代表して初音の調度と総称されており、本稿もこれに従う。
この図録には千代姫の蒔絵婚礼調度のみならず、今日までに判明している千代姫の多様な嫁入り道具のすべてを収録し、さらには嫁入り道具としての可能性のある千代姫の所用品も併せて収録してある。初音の調度を単に漆工芸品としてとらえるだけではなく、寛永期に生み出された武家文化の遺品として、広く文化史的な見地から千代姫の嫁入り道具を考える機会としたいからである。
表紙小傷、小汚れ。ページ小黄ばみ。
なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。
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