★商品状態について★

ユーズド商品です。

無疵で使用感がほとんどない、綺麗な商品です。

内側も痛みがなく、全体的な艶もよく、中古商品としてはとても綺麗です。

各部画像にてご確認ください。



名工、般若勘渓作の黒眉風炉の作品です。

土風炉ではなく、唐銅製です。

大きさは一尺ちょうどの、所謂尺０です。

唐銅は割れることもなく、熱に強いので、好まれる方も多いです。

名工による作品で、見た印象ですと土風炉と間違えてしまいます。



中古商品としてはとても綺麗ですので、お探しの方は是非どうぞ！



共箱、紙箱、布団、経歴書付きでの販売です。



★風炉寸法★

高さ　　19cm

胴径　　30cm





◆眉風炉（まゆぶろ）

風炉の形状のひとつで、火窓の上が風炉の口までいかず繋がっていて、透かしになっている風炉です。

眉風炉は、火窓の上部と口縁との間のつながった部分が眉に似ているところからこの名があるといいます。

眉風炉は、いまは暑い時期に火気がなるべく客に感じられないように使われることが多いようです。

眉風炉は、「真」真の風炉とされます。



●般若勘渓（はんにゃかんけい）

昭和8年 高岡市に生まれる

昭和25年　父与吉の家業手伝う　以後今日に至る　宗勘は兄、保は弟

昭和44年 第16回日本伝統工芸展初入選

昭和46年 第1回日本伝統工芸金工展初入選

昭和48年 第3回日本伝統工芸金工展日本工芸会賞受賞

昭和57年 第13回日本伝統工芸金工展奨励賞受賞

昭和60年 第15回日本伝統工芸金工展朝日新聞社賞受賞

平成13年 宮内庁正倉院の依頼により正倉院宝物「砂張理加盤」複製

平成17年 宮内庁正倉院の依頼により正倉院宝物「黄銅合子」複製

高岡を代表する釜師。轆轤（ろくろ）の技術を駆使して銅と錫の合金を用いて鋳造する砂張（さはり）を得意とする。

古作釜の研究を続けて数多くの写しを制作、宮内庁からの依頼を受けて正倉院供物の複製を制作している。