上田広甫全集6冊と未生御流・かきつばた百態の計7冊でまとめてみました。

上田広甫全集6冊　不揃い　全て解説付属　題簽小破れ。
1巻　四方の薫り
2巻　花挿・さくらの香
5巻　術花・三才噺
7巻　高野之玉川
8巻　伝書四方之香
10巻　花挿・浪速之花

未生斎広甫 みしょうさい-こうほ
1791－1861　江戸時代後期の華道家。
寛政3年生まれ。未生斎一甫の門人。未生流2代をつぎ,流派を大成した。嵯峨(さが)御所(京都大覚寺)につかえ,上田周防(すおう)と称して花務職をつとめ法眼となった。文久元年7月14日死去。71歳。但馬(たじま)(兵庫県)出身。姓は上田。名は正行。通称は安太郎。別号に不濁斎。著作に「四方(よも)の薫り」など。
出典　講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plus

未生御流　かきつばた百態

関西における「未生流」の息吹きは極めて大きい。
いけばなの世界で、生花の分野に限って見るならば、「東の古流」の対語として、「西の未生流」とよばれている。 古流も未生流もそれほど多くの流派名に結びついている名である。
しかし、古流の場合には、その名をつけた流派のすべてが、本来の系統にかかわりがあるとはいえない。本来の 系統とはかかわりあいのない他の流派から生まれているもの、ルーツの違うものが案外に多くて、もしかすれば過 半数に達するであろう。それに対して未生流の場合、系統的にたどれるものが多い。はずれているほうが、稀れで しかない。しかも、いろいろと違っている流派のルーツが未生流にたどれるものが、かなりの数に達するし、それ らの流派にも分流、分派のあるのを思えば驚くほどである。もしも、共同化が行われて、協同組織になるなら、そ れこそ、驚異的な巨大さになろう。しかし、見込み薄である。あまりにも多数すぎて大同を求めにくそうである。 未生流の祖は、未生斎一甫(一七六一~一八二四)であった。彼は関東の出とされ、松月堂古流の是心軒一露と 同様に、関西で名をなした作家である。名は山村山碩と伝えられる。いけばなは遠州流を学んだとするのが、通説 で、雅名は香林堂一甫とされる。しかし、初代一甫か、二代広甫かのころ、古流とまったく無関係であったとは思

外箱小傷、小汚れ。2,3冊ぱらぱらとめくった感じでは書き込み・線引き見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。もちろん読む分には問題ありません。

なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。