池井戸潤の最新長編小説『俺たちの箱根駅伝』上下巻セットです。本作品は、東京箱根間往復大学駅伝競走、通称「箱根駅伝」を舞台に、若者たちの熱い戦いと成長を描いた感動の物語です。

あらすじ：

かつて箱根駅伝で連覇を果たした名門・明誠学院大学陸上競技部。しかし、現在は本選出場を2年連続で逃し、低迷の一途を辿っていました。卒業を間近に控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が最後のチャンス。故障を乗り越え、渾身の走りを見せる隼斗に立ちはだかるのは、「箱根の魔物」――。果たして、隼斗と明誠学院大学は、再び箱根路を駆け抜けることができるのか。

一方、箱根駅伝の中継を担う大日テレビ・スポーツ局では、プロデューサーの徳重が編成局長からの難題に直面。「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代のテレビマンたちの苦悩と奮闘が描かれます。

商品情報：

著者：池井戸 潤
出版社：文藝春秋
発売日：2024年4月24日
ページ数：各巻376ページ
判型：四六判
ISBN：
上巻：978-4-16-391772-6
下巻：978-4-16-391773-3
本書は、スポーツ小説としての熱さと、池井戸潤ならではの人間ドラマが融合した作品です。箱根駅伝ファンのみならず、多くの読者の心を揺さぶることでしょう。