2014年6月25日　初版

吉本隆明全集7は、1962年から1964年までの吉本隆明の評論、詩などを収録した書籍です。
主な内容
* 丸山真男論: 日本の政治思想史研究者・丸山真男の思想を論じた長編評論。吉本隆明の代表作の一つです。
* 日本のナショナリズム: 日本のナショナリズムの変遷と問題点を論じた評論。
* 詩: この時期に書かれた詩作品。
* 単行本未収録原稿: 宍戸恭一『現代史の視点』、中村卓美『最初の機械屋』についての評論。
特徴
* 吉本隆明の思想の中核をなす「国家」や「民族」の問題について、深く考察した論文が収められています。
* 丸山真男論は、吉本隆明の思想を理解する上で重要な作品です。
* 詩作品も収録されており、吉本隆明の多面的な才能に触れることができます。
* 月報執筆陣として、加藤典洋、ハルノ宵子が参加しています。
書籍情報
* タイトル: 吉本隆明全集7
* 出版社: 晶文社
* 刊行年: 2015年
* ISBN: 978-4-7949-0977-8
その他
吉本隆明全集は、全38巻別巻1で構成されており、吉本隆明の思想と文学活動の全貌を網羅しています。全集7は、その中でも重要な位置を占める巻と言えるでしょう。