平成30年 12ページ 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

明治政府と教育制度
1) 明治政府による学校教育制度の構築
慶応4年(1868) に公布された五箇条の御誓文では、 近代国家を目指す国の 方針が定められました。 明治時代を通して富国強兵のために日本に新しい制度 が数多く導入されていきました。
明治5年(1872) に学制が公布されました。 学制はフランスの教育制度を参 考にしたもので、全国を大・中・小の学区に分け、子供たちは各学区に設置さ れた学校に通うことが定められました。 国民全員を対象とした学校教育制度は日本では初めての事でした。 学制序文では国民皆学の理念が説かれ、 勉強こそ が身を立てるための財産であり、社会の振興にもつながるとされています。 学 制には近代国家を担うための人材の育成も視野に入れられていました。

表紙小傷程度で特に目立った傷や汚れはありません。65101s