リサ・ラーソンがグスタフスベリ社で1977年にデザインしたリンゴの木の下に揃う夫婦の陶板です。グスタフスベリには量販品を生産するラインとは別にGスタジオ（G-Studion）と呼ばれるスティグ・リンドベリやリサ・ラーソンなど著名なデザイナーがアート作品を制作した部門がありました。こちらはそのアトリエで作られた作品となります。950点限定で制作されたもので、背面にはリサ・ラーソンの直筆サインが描かれています。

リンゴの木の陶板には三種類あり、新婚時代、壮年時代、老年時代が制作されています。それぞれ描かれている夫婦は同じですがリンゴの木の下で徐々に年齢を重ねていく夫婦像が描写されています。りんごの色も年齢に従って、青、黄色、真紅へと変化していきます。こちらの陶板は老年時代のものとなります。たわわに実った赤い実が円熟した夫婦関係を象徴している作品です。

リサ・ラーソンの陶板は厚みがあるものでも基本的には平たい作品が多いですが、珍しく立体感が際立つ陶板です。三つ揃えのスーツで胸を張る夫の威厳と手をお行儀よく合わせる妻の貞淑さが表現されており、仲睦まじく寄り添う姿が夫婦愛を象徴するハートフルな作品となります。

かなり大きくもので縦幅は30cm超あります。3kgほどの重量もあり存在感がある陶板です。

■詳細
メーカー：Gustavsberg / グスタフスベリ
デザイナー：Lisa Larson / リサ・ラーソン
年代：1977年
コンディション：★★★★★（5：完品）
特筆するダメージがなくオリジナルのコンディションを留めた完品となります。シリアルナンバーはコレクションされる方への配慮として伏せてあります。ナンバーをお尋ねの場合はメールよりお問い合わせください。

■サイズ
縦幅33.5cm　横幅27cm　厚み4.5cm（最大幅）