著者プロフィール

角田 文衞（つのだ ぶんえい、1913年4月9日 - 2008年5月14日）は、日本の歴史学者（古代学専攻）。学位は、文学博士。従四位勲三等瑞宝章。大阪市立大学教授、平安博物館館長兼教授、古代学研究所所長兼教授、財団法人古代学協会理事長を歴任。『ウィキペディア（Wikipedia）』





平維盛の子、平家の最後の嫡流六代の斬刑により、「平家は永く絶えにけり」と『平家物語』は結ぶ。しかし、壇ノ浦の惨敗の後、都に帰還した平家の女性たちの血は、皇族、貴族の中に脈々と生き続け、実に現代にまで続いていることを忘れてはならない。北山の准后藤原貞子に仮託して、壇ノ浦以後の平家の動静を克明にたどる名著。（ Google Books）



朝日新聞社・昭和５４年１月２刷発行の角田文衛「平家後抄　落日の平家」函付きです。装幀は日本画家の森田曠平です。経年のヤケが少しありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。

４５年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。