フードの紐がありません。毛玉がややあります。

▼pointアメリカ映画ではアウトロー的な不良キャラがよく着ていることからもわかるように、本国での位置付けは今も昔もカウンターカルチャーを体現する服。1930年代、波を求めて南下したサーファーたちがメキシコの“バハ・カリフォルニア”にたどり着き、そこで見たセラーピブランケットと呼ばれる伝統生地を使った服にひと目惚れ。その服を海上がりに気楽に着られる服としてカリフォルニアに持ち帰り、それが60年代後半から70年代にかけて盛り上がったヒッピー文化に浸透したようです。その後も『ステューシー』などが手掛けたことでストリートシーンでも存在感を放ってきたのですが、近年のストリートファッション人気再燃の流れの中で表舞台に再浮上しております。