フルトヴェングラー
シューベルト・アルヒーフ

AT盤
12インチLP2枚 AT05-06
1985年頃発売　日本盤(写真2-10)

ディスクルフラン盤
CD1枚　DR920023
1992年発売　カナダ盤(写真11-16)

発売当時レアだったフルトヴェングラーの音源を集めたLPシリーズのAT盤。

そこから、シューベルト・アルヒーフと題され、5つの音源を収めた2枚組と、そこに収録されたトリノRAI響との未完成と、BPOとのグレートの2音源を収めたCDの、2点セットです。

・ロザムンデ間奏曲3番
ベルリンフィル
1929.6.13 ベルリンでのポリドールへのセッション録音
この曲のSP録音には、1929年と30年の、2つの録音があるとされ、トレマンのディスコグラフィ・WebのSWFのリストは、その見解を踏襲し、それぞれの録音のマトリクスを記載しています。
一方で、録音はひとつしかなく、AT盤LPをはじめ、92年発売の日本ポリドール盤CD・94年のコッホ盤CDなどに収録の演奏は、すべて同じとする説もあります。

・ロザムンデ序曲
ベルリンフィル
1930 ポリドールへのベルリンでのセッション録音

SPはドイツで未発売、アメリカ・ブランズウィックから発売されただけ、という音源。90年シンポジウム盤・92年日本ポリドール盤・94年コッホ盤などでCD化。

・未完成　1楽章のみ(冒頭欠落あり)
ウィーンフィル
1943.5.12 ストックホルムでのライブ音源
同日の演奏とされるグレート・皇帝円舞曲の録音も残る、1楽章のみの音源。84年発売の協会盤LPが初出。99年発売のターラFURT1040などCDあり。

・未完成
トリノRAI響
1952.6.11 トリノでのライブ音源
DR盤発売後、
2003年にターラからFURT1080-81でCD化。
2009年にMYTOから当日演奏された4曲でCD化。

・グレート
ベルリンフィル
1950.6.11 ベルリンでのライブ音源
DR盤が唯一のCD。

ターラから94年にFURT1010でCD化された、1953.9.15のベルリンでのBPOとの演奏と同一説もありますが、WebのSWFによる録音リストには別項で記載。

ジャケット、表紙に細かいキズ、汚れあり。当方の機器では再生に問題なし。素人保管。

よろしくお願いします。