幅75センチ　両端はミミ、4センチの縫い代　（縫い目が分かります）
長さ、約3メートル70センチ　（織り出し含まず）
幅の中央に折り目が薄ら付いています。

戦前の中国上海で織られた、丸帯の解き。コレクターの方から譲っていただいた物です。日本の帯用に織られたのでは無く、ドレスなどに仕立てる生地を帯にした物でしょうと言われました。今の袋帯と比べても短い、約3メートル70センチの長さです。厚地のシルクで、織り出しと終わりがあるので、1着分ということですね。
絹の艶やかさを帯に、日本の帯地とは違う、とてもお洒落な帯だったと思います。

絹の艶やかさを活かして、チャイナドレスにしてもカッコイイ
上手に帯に仕立ててたら、個性的な若い方に絞めていただけると思います。

日本と中国の歴史なども秘めて、長い年月を経た帯ですが、生地の強さもそのまま、織り上がったばかりの様に綺麗です。