・パソコンにダビングしたのみで１回きりの使用
・プラケースにややすれがあるので、「目立った傷や汚れなし」にしています。

「レビューより」
・K.265の「きらきら星変奏曲ハ長調」（フランスの歌〈ああ！お母さん聞いて〉による12の変奏曲）は、誰でも知っている小品で、Mozartが22歳の時の作品。
・「フランスの歌〈美しいフランソワーズ〉による12の変奏曲変ホ長調」K.353は、やはりMozartが22歳の時の作品。
・「デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調」K.573は、1789年Mozartの死の2年前の作品。
・「ロンド　ニ長調」K.485は、Mozartが30歳を迎えた年である1786年の作品。
・「ロンド　イ短調」K.511は、翌1787年に作曲されている。この作曲家のピアノ作品でもっとも有名で、また最もすぐれた小品。
・「幻想曲とフーガ　ハ長調」K.394は1784年に書かれていて、アダージョのフォルテで開始される音楽である。
・「幻想曲ハ短調」K.396は、1782年に当初ヴァイオリンとピアノのための小品として書かれたが未完に終わり、他者が補作した。
・「幻想曲ニ短調」K.397は、やはり1782年に書かれ未完に終わったのだが、やはり補筆されている。
・「アダージョ　ロ短調」K.540は、1788年に書かれた晩年の作品である。
・「小さなジーグ　ト長調」K.574は、作曲家の死の2年前に書かれた小品である。
・最後に「メヌエット　ニ長調」K.355は、死の2年前の1789年に書かれた作品だそうである。

・一つの時代を象徴している演奏。ロンドイ短調K511は大変速いテンポで一気呵成に演奏している。沈潜せず、即興演奏をしているようだ。こんな珍しい演奏は、他のピアニストでは絶対に聴けない。賛否両論あると思うが、コレクションして損はないと思う。お勧めの一枚だ。

・なかなか入手出来ないモーツァルトの「幻想曲とフーガ」が味わい深く渋いギーゼキングの演奏で聴けます。難曲ではないのですが、モーツァルトとしては珍しい短調の分散和音を生かした少々レトロな、ハードロックの速弾ソロに使われてもおかしくない、少しBachが入ったカッコよい曲です。