本体9.5×9.5×0.4cm
約100g

裏にドイツ語の刻印あり
薄くなっていて、極小なのでルーペ越しに撮影しました。ZINNの文字が確認できます。






民族衣装の小さな金具や、スズランの蕾まで…筆先で点々と描かれています。
おそらくプロの工房で製作されたものと思いますが、現地では無彩色の錫オーナメントも販売されているのでドイツ的おかんアートの可能性もあり(^_^;)



季節的には春、5月です。
メイポールという、春と生命の象徴の柱をたて、そのまわりを踊りまわるお祭がモチーフになっています。五月祭はヨーロッパ方面で広く祝われているもので、北欧ではミッドソンマルで似たようなものが立っていたような。ドイツでは5月じゃない地方もあるようですが、スズランが描かれているということはやはり春〜初夏の絵ですね！

柱には白樺やモミが使われるそうです。
スズランは西洋では聖母マリアの涙と呼ばれ、幸せをよぶ花です。衣装はディアンドル風。

色々詳しかったら…もっと面白いんだろうなぁ( ・∇・)
と妻が言い、これ以上なにを調べるんだい！とツッコミました。細かい地方までは特定できないそうです。




窓辺に吊るすと、影絵のように見えます。
フランス的に呼ぶならエタン。
錫の兵隊さんの素材です。

アンティーク、ブロカント、欧州郷土玩具などお好きな方におすすめです