◆内容



子どものためにと1000万円もの大金を払ったのに、息子は命を落とした―



(章立て)

プロローグ

第一章 熊本への旅

第二章 狙われる「ひきこもり」たち

第三章 なぜ頼るのか--孤立する家族

第四章 熱血救済人――持ち上げるメディア

第五章 望まれる支援とは

第六章 思い出

第七章 裁判――それぞれの戦い

終章 タカユキさんはなぜ死んだのか







◆レビュー



声をあげて闘って取材に応じて被害者、記録を残してくれた著者に感謝しかありません。ひきこもりで苦しむ人が人権を無視したブラック支援に陥らないように⭐望月弁護士や林弁護士、KHJや山根先生の団体、勝部先生や藤原先生や丸山先生、池上さんや加藤さんに繋がってほしい⭐かなしい。





なんというか高額な料金を使って自立支援と言いながらやってることは、拉致監禁なんでこれをやっても逮捕出来ないことの恐怖が伝わった。

戸塚ヨットスクールではないが教育とか自立支援なら人を拉致監禁、暴行しても仕方ないという司法にも恐怖を感じる。



また引き出し屋の業者の意見は素行が悪いひきこもりの話題しか出さないのが気になる。福祉の支援者が例えばうつ病の人を支援するときにうつ病は甘えだとか言うだろうか？



最後の方の裁判とか見るとこういった引き出し業者に頼んだお前が悪いみたいな風になるので、なんとも言えない。

この本をきっかけに悪質な引き出し業者が認知されることを望む。