顕微鏡で微生物や細胞を観察するのに必要なものをセットにしました。

夏休みの自由研究などにいかがでしょうか。ご自分ですべて揃えるとかなり高くつきますよ。

内容
1. ステンレスピンセット
2. ろ紙大　（10枚）
3. ろ紙小　（10枚）
4. カバーグラス　1ケース（100枚入り）
5. スライドグラス　10枚
6. スライドグラスケース　1枚
7. シリンジ　大　1個
8. シリンジ　小　1個
9. スポイト　2個
10. プラスチックチップ　10個
11. 1.5ml プラスチックチューブ　5個
12. 20ml 蓋つきガラスびん　2個
13. 片刃カミソリ　2枚
14. 直径7cm蓋つきガラスシャーレ1個
15. 直径4cm蓋つきプラスシャーレ　2個
16. 酢酸オルセイン染色液
17. サフラニン染色液
18.生物試料プレパラート　1枚

使用例：頰（ホオ）の細胞（口腔上皮細胞）の観察
口の中を綺麗にうがいした後，十分唾液を溜め，綿棒で口の中の頰の裏側をこすります。剥がれて取れてきた口腔上皮細胞を唾液とともにスライドグラスの上に綿棒で載せます。次に酢酸オルセイン染色液をスポイトで1滴（10µL)載せます。次にカバーグラスをかけ，上からろ紙と親指で軽く押さえ，余分な液をろ紙に吸わせて除きます。作ったプレパラートを顕微鏡で観察します。

植物細胞の観察では，茎などをカミソリでごく薄くスライスし，スライドグラスに載せ，酢酸オルセイン染色液で上と同じように染色して，プレパラートを作ります。

液を少量取る方法ですが，プラスチックチップの根元を少しハサミで切って，シリンジ(小)と接続すれば，少量の液を吸ったり出したりすることができます。

注意：酢酸オルセイン染色液は，主に細胞の核を染色します。皮膚や衣服に付くとなかなか取れないので注意しましょう。サフラニン染色液を使うと，細胞壁が染色されます。細菌の染色にも使えます。

おまけとして生物試料のプレパラートをおつけします。細胞がよく見えます。

複数のセットも準備できますので，ご希望があればコメント欄からお知らせください。