バブル絶頂期の1991年の東京都都市地図。

23区は区分。その他都市も行政単位が1ページにまとめられており、全ての地図が折り込み式になっているため、引き出すと見開きの1.5倍の横長の地図になります。



懐かしい施設やビル、駅、建物、鉄道を懐想しつつご覧いただけます。

地下鉄の路線図でどんな時代だったかをおおむね知ることができるでしょう。大江戸線・南北線は影も形もなく、半蔵門線は段階延伸中で、次にできる駅はボツになった蠣殻町（仮称）となっています。



京葉線も新木場止まり。建設中の東京の次は「新八丁堀」の駅名で記載。東急の渋谷駅は当然地上。レインボーブリッジもないお台場にはフジテレビもなく、船の科学館がポツンとある以外は、粉じんをまき散らしながら、ゴミの最終処分場へと向かうトラックが行きかっていました。



豊洲には晴海ふ頭への東京都港湾局の貨物引込線が現役で走っており、4車線の道路を線路が何カ所も平面交差していました。



多摩ニュータウンは、多摩センターから先小田急が唐木田まで延長させたばかりで、京王線は橋本まで本当につながるのか？と半信半疑。



その他青梅や五日市、奥多摩までをもカバーしており、ほぼ昭和のままの東京を懐かしくご覧いただけます。



状態良好ですが、折り込み収納綴じ部分がピッチリとしているため、若干折り目がズレて収納された地区もありますのでその点ご了承ください。

その他は、小口や天地にポツシミや経年ヤケありますが、書き込みや破れもなく状態良好です。



1991年 昭文社 ニュータイプ エアリアマップ



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