「高橋和巳という人 　二十五年の後に」
高橋 たか子
河出書房新社
173p/B6判
1997年2月14日 初版発行
定価: 1500＋税
＊カバー・帯に薄く汚れ、本体下小口に印、後ろ見返しに少汚れ。書き込み・ヤケはありません。

内容説明
夢と夢の結婚、小説家夫婦の普通の生活と普通ではない生活、二人をめぐる時代の嵐…歳月に磨かれ、澄明に結実した感動の証言！没後２５年、たち顕われる高橋和巳の真実。
戦後文学の後継者として一時代を画した高橋和巳の夫人であり、作家として女流文学界に新風を呼んだ著者が、夫の没後25年に書き下ろした思い出の記。二人の出会いから死別までの日々と人間高橋和巳の実像が甦る感動の長篇エッセイ。

目次
まえがき
夜の海辺で
いっしょに住んだ、いろいろな住居
夢と夢の、結婚
普通の、生活人
普通ではない、生活人
なぜ酒宴になるのか？
反・私小説
学園紛争への、私の怒り
高橋家のこと
墓
小説家夫婦
蔵書のこと
いくつかのメモ
処女作 という源へ
和美の原稿についての思い出
私のノイローゼのこと
社会的圧力 云々のこと
生きつづける「高橋和巳」
あとがき




#高橋たか子 #本 #日本文学 #評論 #随筆