長期自宅保管となりますが、写真のように保存は比較的良好です。ご了承いただけるかた宜しくお願い致します。

他の商品と同時購入希望の方は送料が節約できる場合、割引ができることがあります。その場合は購入に進む前にコメントください。



動物生態学者・都鳥博士が、転職して４３歳にして刑事になります。指導役での若手刑事・安永とコンビを組んで殺人事件解決に臨みますが、学者らしく論理的思考力を持ち変わり者のトトリに振り回され手を焼く安永先輩という設定です。



　　殺人事件は３件。いずれも何人が最初からわかっており、そのアリバイトリックをトトリの推理が崩していくという「刑事コロンボ」スタイルの展開で、心理戦も見どころとなっています。

「おしどり」

料理研究家の妻が夫の不倫相手である自分のアシスタントを生放送中に殺害。料理の味が微妙に変だったことがカギになって実験刑事に疑われます。

「フラミンゴ」

ファッションブランドの女社長を殺した専属デザイナーの女性。殺害後に社長に変装してアリバイを工作しますが、バックの持ち手が反対であることから疑われます。

「ウミガメ」ピアニスト兼音大准教授は大学学長の娘との婚約を決めたことでもともと付き合っていた恋人を自殺を装って殺害します。殺害時刻は婚約者のためにピアノを弾いていた最中という時間アリバイを偽装するのですがその婚約者の絶対音感があだとなってほころびを見せるのでした。

いずれの章も表題の動物の生態を話題に盛り込んでいてなかなか凝った内容です。