信楽焼きのたぬきの置き物といえば狸庵窯のタヌキとなります。一つ一つ手作りで窯で焼いて作るので、完全に同じ物は存在しないと思います。
ほうきを持ったたぬきは福を集めると言います。

店頭で購入時は一万円以上した物です。
愛嬌がある顔をしており一目惚れして購入したのですが、我が家には他にも数匹たぬきが居ますので数を減らせと妻から言われての出品となります。
どなたかこの機会にいかがでしょうか？

狸庵たぬきの置き物の歴史
明治時代（1968年～1912年）に、狸庵初代の「藤原銕造（ふじわらてつぞう）」が作った狸の置物が最初と云われ、信楽焼狸の基礎を作った重要人物としても知られています。「狸庵（りあん）」という号も、愛嬌のある狸を世に広めるために初代「藤原銕造」が狸の製陶を始めたことが由来とされています。

1951年（昭和26年）に昭和天皇が信楽町へ行幸（天皇が外出すること）の際、たくさんの信楽狸に日の丸の小旗を持たせ沿道に設置。狸たちが延々と並び歓迎する情景を大変お気に召された天皇が、その様子を歌で詠まれたという逸話がマスコミで報道されたことがきっかけとなり、信楽焼の狸は全国的に知られるようになりました。