スパイの世界史

海野 弘

文芸春秋社　2003　第1刷



人はなぜスパイになるのか。「だまされだまし」の２０世紀。



目次

プロローグ

　スパイとはなにか

　スパイの種類

　インテリジェンス

第１部　スパイ前史

　モーゼからエリザベス女王のスパイまで

　ダニエル・デフォー

　ナポレオンとフーシェ機関

　ドレフュス事件

　マタ・ハリ

第２部　第一次世界大戦

　死の商人ザハロフ

　レーニンの封印列車

　アラビアのロレンス

第３部　二つの大戦の幕間

　1930年代

　ヒトラーのスパイ

　スターリンのスパイ

　トロツキー暗殺

第４部　第二次世界大戦

　情報は大戦を防げなかった

　チャーチルのスパイ

　ルーズヴェルトへの密使

　シンシア

　パールハーバーと謀略

　メアリ・バンクロフト

　バルバロッサ作戦

　ゾルゲ

　ノルマンディ上陸作戦

第５部　冷戦

　原爆スパイ

　ケンブリッジ・スパイ・リング

第６部　一九五〇年代

　ＣＩＡ

　ＫＧＢ

　朝鮮戦争

　ハンガリー動乱、1956

　寒い国からやってきたスパイ

　ベルリン・トンネル

　イランのクーデタ

第７部　一九六〇年代

　モサド—第4の、そして最強の情報機関

　ヴェトナム戦争

　プラハの春

第８部　一九七〇年代

　ウォーターゲート茶番劇

　ミュンヘン・オリンピックの惨劇

　テロの時代へ

第９部　一九八〇年代

　フォークランドの勝利と敗北

　大韓航空機撃墜の謎

　人質救出作戦

　イラン・コントラ事件

第１０部　一九九〇年代

　ソ連崩壊

　サダムと湾岸戦争

　ノリエガをつかまえて

　アフガニスタンから９・１１まで

ほか

エピローグ

あとがき

参考文献

索引



「アラビアのロレンス」復習の為に読んだら、「裏切りのサーカス」「カルロス」「ミュンヘン」、007等他のスパイ映画を読み解く鍵が散りばめられ、目に鱗な本でした。それにしても、ロレンスの完全に現地人に成り切り、魂だけは本業を忘れないスパイ精神は凄すぎる。面従腹背の極みだな（レビューより）



カバーにスレ、天・小口・地に汚れが見られますが中はとてもきれいです。



#人文

#社会

#歴史

#文学

#随筆

#本

#BOOK

#思い出本屋

#思い出本屋西洋文化

#思い出本屋西洋史

#思い出本屋20世紀

#思い出本屋政治

#思い出本屋戦争

#思い出本屋犯罪

#思い出本屋随筆