1967年から1972年に日本国内で製造されたYAMAHAのSA-50。
価格は5万円台ですが、当時の初任給より遥かに高額なプロ仕様のギターです。

セミアコの見た目ですが、センターブロックのないフルアコの構造なので、見た目よりエアー感、アコースティック感のある音色が魅力です。

年代から考えるとかなり状態の良いものです。
ネックもレギュラーチューニングした上、弦高も標準の状態でほぼストレート、音の詰まりやビビりもございません。
出品にらあたり、ロッドの状態もチェックしましたがどちらの方向にも180度調整が効きました。
それ以上はネックへの負担と必要性を考えて行なっておりません。

電装系の不具合もございません。
しばらく使っていないとツマミに若干ガサガサノイズがのることがあったような気がする程度です。

ボディの状態もよく、ネック裏に小さめの打痕があるものの、おおよそは目立たぬ打跡が若干ある程度です。

ハードケースがございません。
発送の場合は多量のプチプチをネックを中心に巻き、ダンボールに梱包します。
ギター弦はダルダルにした状態にします。
塗装への影響も一応考え、到着後は速やかに開梱してください。

非常に造り、音の良いモデルです。
コロナ禍を終えて、音楽活動を再開していくところですが、腰を痛めてしまった事をきっかけに運べる量を考え、機材の量を大幅に絞る事にしました。
セミアコ系が必要な時にはこの一本と決めていた良いモデルです。

古いモデルの全てが良いわけではありませんが、今でもコンディションが容易に保てているネック材のギターは魅力的です。

種類···フルアコ

カラー···ナチュラル