ミノルタは長い歴史を持つ日本のカメラメーカーです。このレンズは1936年末にミノルタシックスに搭載されて発売されたレンズです。

レンズは後のペンタックスを発売する旭光学の製品です。トリプレットレンズでも当時の日本製の上位のレベルです。多くのカメラメーカーに供給していた様です。
なお、ライバルの六桜社・セミパールが四枚レンズのヘキサーで、セミミノルタにはロッコールでテッサー型の3群4枚レンズが有りました。
当時では、鷹の目テッサーのイメージで上位でした。

コロナー・アナスティグマット・ニッポン 75mm F4.5
年代：1934年発売
製作者：旭光学→ミノルタに供給
構成：３群３枚トリプレット型
シャッター：クラウン Ｔ,Ｂ1/25～1/200

そんなレンズですが、その写りはいかがでしょう♪なかなか良い感じですね。トリプレットの良さである中央の合焦部はしっかりとしてるし、中判レンズなのでフルサイズでも中央部を活用しているわけで、余裕での四隅まで流れる事なく明るいですね。逆光では、ゴーストも出るので、表現力に面白いことも！
今回、壊れたカメラからのレンズ取り出しで、レンズそのものはカビやクモリは無くて、少しの汚れだけです。今回の現品レンズをSony α7に付けてサンプル撮影しています。写りをご確認下さいね。
ミラーレスにはM42アダプターにM42ヘリコイドでの調整で無限から近接撮影までこなせるでしょう♪ミラー付き一眼レフカメラにも活用していただけると思います。
今回の改造レンズ製作では、m42ネジを樹脂製ボディキャップを活用しています。更にペンタックス製の中間リングも接続しています。
ご購入ではm42ヘリコイドと超薄型m42変換アダプターをご活用ください。FB値が約38ミリですので、それに沿ってご用意お願い申し上げます。

コンパクトなレンズです。ゆうパケットプラスなどの廉価な配送を予定しています。
●匿名配送でお名前住所不要です。
●送料込みのお値段です。

種類···中判カメラベースの単焦点レンズ