70年代後半の世界的なディスコブームに乗り、日本でも、「悲しき願い」「朝日のあたる家」のヒットで知られる、サンタ・エスメラルダの7枚目の最期のオリジナル・アルバムCD『GREEN TALISMAN』（米盤）です。既に廃盤で、現在では入手困難となっています。

アルバム・タイトルにもなった「The Green Talisman」は、原点に回帰した、フラメンコ風ディスコにチャレンジした作品で、スパニッシュ・ギター、ブラス・セクション、ハンド・クラップなどが、「悲しき願い」を彷彿とさせます。「悲しき願い」「朝日のあたる家」をかなり意識して作ったと思われる楽曲で、クオリティも非常に高いのですが、通常のベスト盤にはまったく収録されていないのが残念。
「Eternal Light」は、まるで幻想の世界にいると思わせるような感動的バラード。「Siboney」はカスタネットやハンドクラップがきいたフラメンコ風サウンド。「Fortune Teller」はハードロックですが、これがけっこうカッコいいんです。

海外盤では、新たにレコーディングされたものや、サンタ・エスメラルダ名義で、ボーカルがオリジナルでないものも時折、見受けられますが、これは正規のアーチストによる当時の音源ですのでご安心を。

ディスク：大変良好
ケース：概ね良好
ブックレット：表紙、裏表紙などは良好。歌詞カードなどの白いページは経年による、ごくわずかな黄ばみがありますが、比較的良好な状態と思います。

個人で保管していた中古品ですので、その旨をご理解いただき、ご購入の検討をお願いいたします。

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