希少
漫画
百物語 壱及び弍
杉浦日向子
新潮社刊
壱 昭和63年8月発行
　平成2年11月6刷
弍 平成 2年12月初版

新潮コミック　88年文春漫画賞受賞作家の最新作！
なつかしい心ぬくもり、また、魂のうち顫える不思議の物語
古より百物語たいう事の侍る。不思議なる物語の百話集う処、必ずばけもの現れ出ると・・
理性では説明のつかぬ不可思議なものの存在が、まだ信じられていた江戸の時代・・
当時流行した怪異譚集のかたちをかりて描くあやかしの物語。

サイズ　四六判
壱　201ページ
弍　234ページ
帯、カバー付き

帯やカバーの一部には経年感がありますが、それ以外の状態はとても良好と思われます。
本体の小口、天地にもヤケ、シミなどはなく、きれいです。

購入してから34年以上経過していますので、カバー、帯には全体としては経年感はあります。
全体の状態などの詳細については添付の写真をご覧ください。

PP袋、緩衝材で保護のうえ、匿名発送いたします。

なお、この本以外にもCDや村上春樹などの本、主に小説や初版本などを出品しておりますので、よろしければ一度、ご覧ください。

（参考）
杉浦日向子
（1958-2005）東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984（昭和59）年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫画作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日向ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005（平成17）年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。