函、帯はありません。カバーに使用感(擦れ、焼け)がありますが、ページ内は書き込みなくきれいです。 1979年新装版第3刷発行です。

【目次】
まえがき
第一章
「同和」保育の前提
階級的観点から「制度」をとらえる必要
保育所や幼稚園の階級的性格
「育児」の「社会化」
保育における「自然成長理論」の克服
集団主義の問題
男性も保育所へ
第二章
子どもと環境 子どもの体の危機
ひろっぱ”と”すみっこ"
身体と公害
統計の神話
自然の中の肉体
競争の原理
協力共同の原則
第三章
教育の機会均等と解放教育-乳幼児の学習権を中心に
教育の機会均等とは何か
人間の能力差に関する迷信と教育
環境と教育
第四章
幼児の生活と幼児教育の歴史
保育事業前史
近代幼児教育論の展開
戦時から戦後へ
第五章
中教審答申と今後の幼児教育
ピラミッド型能力主義・多様化 政策
就学前教育に対する無定見・無政策
「乳幼児教育」再建の方向
第六章
教育制度と私立保育園
中教審答申の能力主義
保育所無視の政策
財務誘導
教員の分断政策
第七章
「同和」 保育の歴史と理論
その歴史と解放運動
「同和」保育の内容・方法の創造の原則
第八章
保育内容・方法の創造と「同和」保育
はじめに
自然成長理論の克服
部落解放運動をになう子どもを
終章
ロバート・オーエンの教育思想より
労働者の味方としてのオーエン
社会福祉と教育
オーエンの限界とその思想の継承と発展
あとがき