保険は「掛け捨て」が基本です。「戻ってくるお金」にこだわると、より損が膨らむ仕組みです。そもそも、保険で、貯蓄・資産形成を考える必要はありません。
保険会社は契約者から安心を売った保険料を、様々な金融商品に投資して収益を得ています。
スリルや興奮を提供する競馬、高額賞金の夢を買う宝くじと、生活の安心を買う保険は多額のお金を集め参加者に還元するという共通点があります。
この還元率（競馬・宝くじは賞金、保険は保険金・給付金に使われる率）で比較してみると、競馬75%、保険59%（男性70代後半）〜25%（男性20代後半）、宝くじ46.5%となります。保険は競馬より不利で、宝くじに近いお金を失う仕組みとなっています。ちなみに宝くじは主目的である地域貢献活動に使用され、保険は資金運用の原資として使われます。
結論としては、「健康保険・公的年金保険・公的介護保険」が、民間のどんな保険より頼りになります。資産運用するのであれば、銀行に預けているだけではお金の価値は必ず目減りします。対策として確定拠出年金（iDeCo）、新NISA（少額投資非課税制度）で、自己責任で運用するのが一番です。最後に日本経済新聞社が、保険会社の圧力に屈せずこの本を出版したことに敬意を表したい。

買ってまもないので、スレ、焼け、なく綺麗な状態ですが、素人検品につき、見落としがありましたらご容赦ください。
追跡・補償付きのネコポスで発送いたします。

★★★★★★★ 商品情報　★★★★★★★
発行所：株式会社日経BP
　　　　日本経済新聞出版
発　行：2022年5月13日　2刷
定　価：1,650円（税込）
著　者：後田亨（うしろだ　とおる）
目　次：
まえがき
序章　　保険の基本」
第1章　「医療保険」の損得
第2章　「がん保険」の損得
第3章　「貯蓄性」がある保険の損得
第4章　保険会社は「儲け過ぎ」⁉︎
第5章　セールストーク、キャッチコピーの突っ込みどころ
第6章　「おいしい客」になっていませんか？
第7章　「老後不安」にどう備える？
第8章　「（余計な）損をしない」保険活用法（実践編）
第9章　「検討に値する保険」は3便だけ？
終章　　保険を良くする「たった１つの質問」
あとがき
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#後田亨 #後田_亨 #本 #社会／経済・金融