日本在住の画家　板場紘一郎様の木炭画です。愛知県立旭丘高校美術科からフランスのサロン・ド・パリの会員として活躍。パリに在住中の作品です。

　この絵は彼と親交のあった兄から譲り受けたものです．

大きさ額の縦３６㎝ 横３３㎝　厚み２・５㎝です。

　彼の作品はいろいろ見ていますが極限的にシンプルでその焦点にはブレが無くとても見る人に安心感を与えるような気がいたします。

　上品で、なおかつパリの息遣いが精確な筆致と愛情で描かれているのが感じられている気持ちの良いものと思います。技術の高さと彼の人間性を感じずにはおられない作品です。

　この作品も木炭画ですがスケッチのような走り描きではなく最後まで力を抜くことなく描きあげていて作品に見ごたえがあります。

　本人のサインとともに１９８０年の作とあります。

　兄は彼の作品をいろいろ購入していたようでして今回はその中の最も彼の特徴の出ているものを出してくれました。

　写真１の上部に少し濃い色の波形が移っているのは撮影をした時ベランダのひさしのスペイン瓦の影ですので絵には何の色変わりはありません。

　 今回の提示価格はアメリカを始め日本の絵画市場がここのところ急激に興隆していることから見ても考えられない破格のお値打ち価格になっていると思います。

　 ウーン!　でも正直 こういったプロ好みのアートってえてして簡単には買って くれる人はありませんですよネ。特にこういった木炭画の場合本当の実力が丸見えになってしまいます。それに見る方にも本格的な眼も必要ですからネ。その分私も頑張ってお安くさせて頂きました。　　　hide