「河口慧海 雲と水との旅をするなり」
高山龍三 / ミネルヴァ書房
定価: ￥ 4,180

河口 慧海（1866年から1945年）仏教学者、探検家。
仏教の原典を求め日本人として初めてチベット・ラサへ潜入した慧海。ナルタン版大蔵経等の仏典を入手、チベットの文化、仏教の研究・紹介に努める。そんな仏教学者にして、あまりに型破りな稀代の探検家の情熱的な生涯を追う。

［ここがポイント］
◎ ２度に渡る苦難のチベット行の全貌に迫る。
◎ 僧侶として、仏教学者としての業績を紹介。
◎ チベット探検の衝撃を当時の報道、慧海の講演会等から読み解く。



※ 主に外面（カバーや裁断面、表紙のふち）に対してですが、うす汚れやコスレなどの使用感があります。特に黒ずみがやや強く目立つ部分があります。ページ内は使用感少なめでいたってきれい、紐もきれいです。書き込みもないので新品とおなじようにお使いいただけます。すべての目次を画像で見ていただけるようにしてあります。








■主要目次

はしがき

第一章　若き時代
　１ 堺、河口慧海の生まれた町
　２ 同郷の友人たち
　３ 黄檗宗と河口慧海
　４ 哲学館と慧海

第二章　チベットへの旅
　１ 渡印の旅とネパールへ
　２ 旅日記にみる求道者慧海
　３ 禁断の都ラサの慧海
　４ 慧海はいかに歩いたか
　５ 慧海帰国前の情報

第三章　再びチベットへ
　１ 慧海帰国　忙殺の一年四か月
　２ 第二回インド・ネパール・チベットの旅

第四章　研究・教育・求道
　１ 研究と教育と求道の日々
　２ 蔵経問題
　３ 慧海の思想
　４ 慧海の弟子たち

第五章　世界のカワグチとなった慧海
　１ 世界に初出した河口慧海の名
　２ 日本の新聞と英訳
　３ ラサからの最新ニュース
　４ 『チベットの三年』出版
　５ 代表的日本人としての慧海
　６ 慧海のチベット人評価と日本人批判
　７ ネパール、ブータンと慧海
　８ 慧海はなぜスパイと疑われたか

第六章　慧海の遺したもの
　１ 慧海請来の経典と翻訳と研究
　２ 論争を厭わぬ人
　３ 慧海が集めた植物と資料

参考文献
あとがき
河口慧海年譜
河口慧海主著
事項索引
人名索引















【管理用】

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