大鴉・詩画集(初版本)
詩:エドガー・アラン・ポオ
畫:ギュスタブ・ドレ
訳・日夏耿之介
発行・薔薇十字社
発行日・1972/12/13
<初版本>
<帯付き>
<旧文字>

(最終ページのご案内をそのまま記載します)
大鴉
定價・壹千貳百圓
壹千九百七拾貳年拾貳月拾参日
初版發行
著者・ギュスターブ、ドレ
　　　E・A・ポオ
譯者・日夏耿之介
發行者・内藤三津子
發行所・株式會社　薔薇十字社
東京都千代田區壹番町九番地
装釘者・草刈順
印刷三協美術印刷、製本星興社

(帯)をそのまま記載します。
哀愁と幻想
ダンテ「神曲」、「聖書」、ラ・フォンテーヌ「寓話」・・・文学作品に美しい陰影を与えて不滅の挿絵画家ギュスタhーブ・ドレ。
その典雅にして荘重、繊細にして荒々しい作風の極に描き出すポオ「大鴉」のための死影26葉。

今は亡き日夏耿之介の壮麗な名訳とドレのエッチングで贈る「大鴉」豪華決定版。

アメリカの偉大な作家・エドガー・アラン・ポーの代表作「大鴉」(おおがらす)です。
1845年に発表した物語詩で、内容は<心乱れる主人公の元に人間の言葉を喋る大カラスが登場すると主人公はひたひたと狂気に堕ちいって行き、恋人までも失っていく>と言うストーリーです。ポーの伝承と古典の引喩が特色でもあります。
畫(絵):挿画は、フランスのイラストレーター、画家、挿画家のギュスタ
ーブ・ドレです。
翻訳は、英文学の第一人者であり、詩人で学匠詩人と呼ばれた日夏耿之介です。
エドガー・アラン・ポー
ギュスターブ・ドレ
日夏耿之介による旧文字古本・大鴉はいかがでしょうか。

1972年、あの薔薇十字社から創刊された初版本となるポーの「大鴉」。
江戸川乱歩に影響を与えた米国の作家ポーや仏の画家ドレに学匠詩人・日夏耿之介、彼らを愛読、鑑賞される方々や初版本コレクターにはおすすめの詩画集です。又、薔薇十字社を愛されている読書家ももちろんです。
尚、1972年の発行ですでに半世紀を超えておりますので、当本の紙やけ、シミ、カバーのセロハンの破れなどはご了承願います。あくまで古書としてご理解願います。
発送はらくらくメルカリ便を予定しております。
宜しくご検討願います。