「スプリング」
恩田陸　著
筑摩書房
初版本　プラスチックの栞付き
定価　1800円＋税

長編バレエ小説

チャコットのウェッブサイトでも紹介された、恩田陸のバレエ小説。
「蜜蜂と遠雷」の作家・恩田陸がバレエ小説を書く、という事でバレエ界でも大変期待が高まっていました。

地元のバレエ教室、ワークショップ、コンテスト、海外のバレエ学校、バレエ団、クラシック・バレエとコンテンポラリー、音楽、振付、そして舞台…

国際的なバレエダンサーにも取材した跡が窺われます。

様々な要素を織り交ぜ、バレエという芸術を言葉で描こうとした、恩田陸の意欲作である事には間違いありません。

バレエに拘りがある読者にとっては、読後の好みがはっきり分かれそうではあります。

私は余計な事は、ここでは何も申し上げない方が良いと思います。
ご自身でお確かめください。



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