アメリカを代表するシンガーソングライター、ジェームス・テイラーの1998年、ニューヨークのビーコンシアターで行なった全25曲109分間のライヴ映像作品です。
2024年に76歳での素晴らしい来日公演も記憶に新しいですが、この時50歳のジェームスは声がまだ若々しく、素晴らしい歌を聴かせてくれます。
そして、ジェームス・テイラーの素晴らしさは、彼の声に加え、彼のアコースティックギター、レコードでもライヴでも、見事なバンドサウンドとバックコーラスによるハーモニーを作ります。
この時のライヴは、来日公演と同じベーシストのジミー・ジョンソン、ドラムスは何とチャーリー・ワッツ亡き後のローリング・ストーンズで叩くスティーヴ・ジョーダン。
そして、バックコーラスの4人のうちの1人が、今は亡きあのヴァレリー・カーターです。
個人的には、彼女の麗しい姿が見れるだけで、至福の喜びです。
ジェームス・テイラーは、素晴らしい曲を作り、素晴らしい歌を聴かせるだけでなく、素晴らしいバンドアンサンブルを作る音楽の達人だと痛感させられます。
輸入盤につき、日本語字幕は無し。