季刊「平和教育」第６号

特集ー子どもの戦争観は
どうなっているか

日本平和教育研究協議会編
昭和52(1977)年
明治図書出版発行
定価：690円

〈サイズ〉
縦・・・約21cm
横・・・約15cm
厚み・・・約１cm
172ページ

中学校教員だった父は第五福竜丸の保存運動に関わり、「教え子を戦場に送るな」の信念のもと、平和教育に力を注いでいましたが、40代半ばで病に倒れ亡くなりました。

父の遺志を継ぎ、母も「命を生み出す母親は命を育て命を守ることを望みます」のスローガンのもと母親運動に参加し、平和を希求して第五福竜丸の保存運動にも力を尽くしました。

そんな両親の願いが詰まった冊子が、母のクローゼットから出て来ました。

きな臭い方向へ進みつつある今の世界情勢だからこそ、子どもたちへの平和の意識付けは大切に思われます。

この冊子に掲載されている、来栖良夫さんの「村いちばんのさくらの木」は小学生のお子さんに読み聞かせたい作品です。

また、松谷みよ子さんは、戦争を語り継ぐ作品の構想が語られ、「まちんと」「ぼうさまになったカラス」がこの対談後に発表されました。

子どもたちに関わっておられるお若い方に是非お譲りしたい冊子です。

▲経年劣化で黄ばみやシミが出ています。綴じが緩んでいる箇所もありますが、本文を読まれるには差し支えない程度と思います。神経質な方はご遠慮ください。

#平和教育　#明治図書出版　#子ども　#戦争　#平和　#日本平和教育研究協議会　#戦争観　#継承　#来栖良夫　#松谷みよ子